第三回 亜種が色々な達磨女のストーリー
前回紹介した達磨女のストーリーは妄想上の物と言われていますが
それは裏の世界なら普通にありそうな事なので、あながち妄想だけとは言い切れません。
そして、真偽が定まらないままこのストーリーは一人歩きされ改変されていっています。
基本的には海外(主にアジア系)に旅行に行った夫婦の妻の方がブティックで試着室に入り
そこで消えてしまったというストーリーなのですが、ネットで調べただけでも結構あるので
その中でもリアルでありそうな改変達磨女ストーリーをご紹介します。
新婚旅行でフランスへ行ったカップルが、女性がとあるブテックの試着室に入って行方不明になる。
夫が、何年か探したが見つからず、ある会社の出張で香港だかどこかへ行った時
現地の人に「良い所がある」と言われ、秘密クラブのような場所へ連れて行かれる。
それは、地下に有り広いその部屋の中央にライトのあてられた
丸いテーブルがあり、その上に蠢いているものがあった。
よくよく見ればそれは手足を切り取られ芋虫の様になった女で
どうやら狂っているらしく目の焦点が合っていない。
だが、それは夫が促され前に立つと。
みるみる正気を取り戻し夫に何事か訴えようとするものの、
舌を切られているらしくうめき声がもれるのみ。
だが、正気に返った女の顔を見た瞬間夫はそれが妻だと気付いた!
…だが、夫は何も言わず何もせず日本へ帰り、精神を病んでいったと言う。
都市伝説「達者」一人の日本人学生が中国にある
「達者(都市伝説中でだるまを指す)」と書かれた看板のお店に入った。
そこには両手両足の無い「達者」と呼ばれる人形が沢山あり、それは奇妙なことに目や口が動いた。
学生が不思議がっていると人形の一つが叫んだ。
『あなた、日本人でしょ!私の話を聞いて!私は○×大学3回生の◯◯だ。お願い!助けて!』
しかし、学生は何も聞いてない日本語も分からないかのように無視してその店を出た。
そして、学生はそのまま日本に帰り調べると
○×大生の3回生に確かに一人の行方不明の女性が居ることを知った・・・。
アジア、アフリカなどを回る1人旅に出ていた大阪府*******、
近畿大************、南埜佐代子(みなみの・さよこ)さん(29)が、
4月にネパールで失跡していたことが分かった。
家族が現地まで足を運んで捜したところ、ヒマラヤ・アンナプルナ登山口の町、
ポカラにあるホテルに、衣類などの入ったザックが残されたままになっていた。
ネパールの日本大使館は
「なんらかの事件に巻き込まれたのか、事故なのか、断定できる材料はない」
といい、カトマンズの警察本部とポカラ警察署が足取り捜査を進めている。
佐代子さんは、アルバイトでためた金を旅費にして去年4月5日に日本を出発した。
東南アジアから中国、ソ連、中近東、アフリカ、インドを経て今年3月末にネパール入りしていた。
ほぼ週に1度は家族に現在地や予定を知らせる手紙、写真などを送ってきたが、
4月3日にカトマンズから「4週間くらいの予定でヒマラヤ・アンナプルナ方面へ山歩きに行く」
という内容の手紙を出したのを最後に連絡を絶った。
泣き声で「苦しい」 世界旅行中に不明の女子大生がネパールから自宅へ最後の電話。
大阪府堺市****、近畿大学*****三年、南埜(みなみの)佐代子さん(29)が
世界旅行中にネパールで行方不明になり、安否が気遣われているが、
南埜さんが八月中旬、自宅に「苦しい」などと泣きながら
電話をかけていたことが大阪府警の調べで、二十九日わかった。
電話は一方的に切れ、最後の音信となった。
調べでは電話にはまず、妹が出て、すぐに母**さん(52)に代わった。
佐代子さんが「ああ、苦しい。……悔しい……」などと泣きながら訴えたので
**さんが「どうしたの」「どこにいるの」などと問いかけた。
しかし、ただ、泣きじゃくるばかりで、しばらくして電話が切れたという。
他にもたくさんありますが
長くなってしまうので割愛させていただきます。ダルマ女の元ネタとなったのは
オルレアンの噂というものなのですが、次回はその前に「ダルマメール」をご紹介します。
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