SM（エス・エム）について

SM（エス・エム）とは、サディズムおよびマゾヒズム的な性的嗜好に基づいて行われるプレイ全般、またそのプレイを含む文化の総称。
一般的に、サディズムとマゾヒズムが独立した性的嗜好であると思われがちだが、
SMの両刀やどちらにも転じれるなどの嗜好を持つ人もいるためそれが絶対定義ではない。
また人格否定的な側面があるという誤解も根強いが、プレイの一環として実情は人道に反するような性質は無い。

なおSMは、サディズム（Sadism）とマゾヒズム（Masochism）の頭文字を合わせた頭字語である。
またプレイの一環で支配・被支配という役割を演じる傾向から、支配する側の人を「S」、「主人」、「主」などと呼び、服従する側の人を「M」、「奴隷」やもっと過激にすると「家畜」、「下僕」などと呼ぶことがある。

その中でも性格的にSMという言葉を使う場合は、プレイ的要素は含まれないが、
性的なSMの場合はプレイ要素が絡み、性的欲求を満たすためにSMお互いが刺激を求める。
いわば、性欲を満たすための行為のため、人道をそれるプレイは本来のSMではない。