第二回 SMの拘束プレイの基本「緊縛調教」とは?
当サイトに来られている方は、少なくともSMに興味アリな人でしょう。
その中でも緊縛調教特集を見てるとなれば、緊縛に少しは知識があるかもしれません。
しかし、その中でも緊縛調教初心者~中級者の方に対象として今回特集を組んでいます。
緊縛(きんばく)とは
縄等でしっかりと縛るという意。
アダルトビデオなどで受身の者を縄あるいは紐状もしくは
帯状のもので拘束し身体の自由を奪う行為を指す。
SMプレイでは服従的なパートナーを征服し性的欲求を満たす行為の一つ。
縛り方により様々な形があり、服従的なパートナーを縛った状態で吊り上げる方法もある。
緊縛調教とは、基本的に相手を何らかのひも状の道具で縛り、身動きを取れなくする事です。
縄が身体に食い込むことに快感を覚える人も居れば、美しく縛られている自分が好きだという人も。
また、身も心も縛られている(縛る)という精神的快楽を得る為に行う事が多いです。
緊縛についてのコラム
日本では手錠の発達が乏しかったこともあり、江戸時代の罪人の拘束はもっぱら縄が用いられていた。
そのため捕縄術が発達し、如何にすれば囚人が死なずにまた、暴れないかという研究が必要になった
当時の刑罰には市中引き回しという公開処刑である晒し刑があったためである。
身体の自由を奪い逃げられない状態にする技術は必要とされた技術であった。
捕縄術が進歩するに従い、他の技術同様内容が高度に細分化されていくこととなった。
その例として罪人を縛り上げるときには身分や性別、年齢の違いによって結び目の結び方が異なる
縄の通し方が違うなど縛り方に細かいルールが存在する。
これは茶の湯(茶道)や生花(華道)あるいは日本武術、武道などのように
動きに美麗を求める日本人独特の感性と、江戸時代という身分固定が(それなりにゆとりがあったとは言え)
完成された時代背景・環境が生み出した必然的とも呼べる技術体系である。
ただし、時代劇等では時代考証不足で罪を犯した武家と町民の縛り方が同じである。
ちなみに江戸時代は現代のように人権が基本的にはなかったので
「怪しいやつはとりあえず連行しろ」ということになっていた。
これは別に怪しくなくとも一応連行するときも同様であり、その際には当然縛り上げられて連行された。
が、当然無罪のケースも多く、そのため「縄目を受けても(受けただけでは)恥ではない」
という考え方が一般的であった。もちろん有罪になればお家の恥であるが
ただ縛られて連行されただけではどうということはなかったのである。
明治維新以降の錦絵で緊縛された女性の絵があらわれ、美しい女囚が
縛り上げられた姿に性的興奮を覚えるという嗜好が公になったのは
伊藤晴雨の責め絵からとされているが、それを好む人々が決して少なくなかったのは事実である。
そして近年、性的な表現の幅が広がるとともに、セクシャルなプレイの
一環として緊縛が幅広く取り入れられるようになる。
アダルト業界で、受身の者を緊縛し調教することを生業としている者を緊縛師・調教師と呼ぶ。
引用元(wikipedia)
上記のコラムにも書いているように、緊縛調教とは
アダルト業界に幅広く取り入れられている。SMプレイヤーの中でも基本中の基本とされているプレイで
SMバーやSMクラブなどでも、縛られ役の女性と縛る役の緊縛師で見せ物の一環として行われています。
緊縛調教は「縄で縛るだけ」という導入のハードルの低さから個人のSMプレイヤーにも愛用されています。
しかし、シンプルな行為ほど奥が深く、縛り方の奥の深さは上級者でも極めきれない物となっています。
いかに縛るのが早いか。いかに美しく縛れるか。と様々な見方があり緊縛調教のレベルは個々で違います。